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2009年10月26日 (月)

創造性と想像力 1

人間に創造性は あるだろうか?

おいらは無いと思っている。

創造したように見える事も、
この世に既に在るもの……かつて在ったもの……
あるいは内包しているもの に
”気付けた”というだけの事だと思っている。

じゃあ、想像力の方はどうだろう?

おいらは、一応あるが貧困なものだと思う。

人間の想像力は本当に貧困だ。

たとえば、よく戦国時代とか平安時代とかに
現代人がタイムスリップする……なんてストーリーは
ゲームに限らずよくあるが、

大抵、現代人と その時代の人間とが同じくらいの体格

おまけに、現代人が死にそうなほど腹を減らす描写や
寒さにふるえる描写、
体力や筋力の無さを思い知る描写も無い事が多い。

まず体格(主に身長)について考えてみる。

体毛の長さは、毛の生え替わりのサイクルによって
どれくらいの長さまで伸びるか決まっているらしい。

そして、
髪の毛の生え替わりサイクルから計算される
髪の長さの限界は、
平均で 男性が80cm女性が90cmだそうだ。

なんでこんな話を出したかというと、
コレから
平安時代の貴族(成人)の身長を推測するからだ。

平安時代の絵巻物には貴族の男女がよく描かれている。
そして、平安貴族の女性は みんな髪を長く伸ばしている。

立っている図は少ないが、
立っている状態でも髪が床についている。

気を使って手入れすれば
90cmよりも多少は長く伸ばせるかもしれんが、
1mちょっとくらいが限度だろう。

1mちょっとの長さの髪の毛が床につくという事は、
身長も1mちょっと、
おそらく120cm前後だと思われる。

一緒に描かれている貴族男性も
大差無い身長で描かれているので、
130cm前後なのだろう。

つまり、
平安時代は成人の身長が130cmの世界である!
(現在まで残っている
 平安時代の着物とやらをテレビで見た事があるが、
 まるで子供用みたいに小さかったので

 この予測は近いと思われる。)

こんな世界に
現代人(中学生以上くらい)が迷い込んだら、
まず間違いなく大男大女として騒がれるだろう。

ちなみに、第一次世界大戦の頃くらいまで、
日本人の成人男性の平均身長は
150cmくらいだったそうなので、
行ったのが戦国時代でも 江戸時代でも、
現代人が身長の為に周囲から浮く可能性は高い。

が、そんな体験は ゲームの中でさえ まず描かれない。
つまり体験できないんである。

現実じゃ
容易には体験できないような事を
疑似体験できるというのが、
ゲームをはじめとするフィクションの強みだというのに!

  ~創造性と想像力 2 へ

……念の為に書いとくけど、
身長の変化とか 平均気温の変化とかは、

なだらかな(あるいは真っ直ぐな)
グラフになる様な変化じゃなく、

上がり下がりが細かく激しいけど
長い目で見れば
段々下がってるとか
上がってるとか言える変化だからな。

平安時代の人間の平均身長が130cmだからって、
縄文時代の人間の平均身長が
もっと低かったのか?と言うと そうじゃない。
確か縄文人の平均身長は
160cmくらいじゃなかったかな。

もっと遡ると、1mくらいの身長の人類もいたらしい。

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